地毛が茶色いのはなぜ?【うらやましい】遺伝して男女差もあり日本人は就活などで苦労

地毛が茶色でうらやましいと思う人と理由髪の毛
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  • 地毛が茶色い人をうらやましいと思っている人
  • なぜ地毛の色に違いが出るのか、その理由を知りたい人
  • 親の地毛が茶色なのに、遺伝しなかった人
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地毛が茶色いのはなぜ?

学校の校則で明るく染めてはいけない中、地毛が茶色の友達をみて「うらやましい」と感じた事がある人は多いと思います。

それと同時に、黒髪の自分と何が違うのか気になった人も居るのではないでしょうか。

なぜ人によって、生まれつきの地毛の色が異なるのか解説します。

年齢を重ねることで地毛の色が変わる原因については、下記で解説しています。

>>髪の毛が茶色くなる原因とは?【染めてないのに】

地毛の色を決めるメラニン

髪の毛は大きく分けて、「形を作る細胞」と「色を作る細胞」によって作られています。

色を作る細胞が生成しているのが、メラニンです。

2種類の異なるメラニンが作られており、量や比率によって髪色に違いが生まれます。

メラニンの種類
ユーメラニン
メラニン量が多い:黒
メラニン量が少ない:茶褐色(こげ茶)
フェオメラニン
メラニン量が多い:赤色
メラニン量が少ない:黄色

すべての人が少なからず、2つのメラニンを持っています。

髪に色がつくまでの工程や、メラニン2種類の作られ方の違いは下記で解説しています。

>>髪に色がつくまでの工程【白髪のメカニズムがわかる】

日本人で生まれつき茶髪と黒髪の人の違い

日本人のほとんどはメラニン2種類とも量が多く、ユーメラニンの方が比率が高いです。

ユーメラニンは量が多いと髪色が暗くなり、少ないと明るくなるという特徴があります。

そのため、生まれつき茶髪か黒髪かの2択では、ユーメラニンの量によって変わってきます。

地毛が茶髪と黒髪の人の違い

地毛が茶髪と黒髪の違い
地毛が茶色
ユーメラニンの量が少ない
地毛が黒色
ユーメラニンの量が多い

また、茶髪と言ってもトーンや色味の幅は広く、もう1つのフェオメラニンとのバランスや量で異なります。

赤みのある茶髪
ユーメラニンが少なく、フェオメラニンが多い
黄色みのある茶髪
ユーメラニンが少なく、フェオメラニンも少ない
明るい茶髪
ユーメラニンがとても少なく、フェオメラニンも少ない

茶色が含まれている以上、比率はユーメラニンの方が多い状態です。

微妙なバランスの差によって、日本人では珍しいアッシュのような髪色の人も居ます。

>>地毛がアッシュの人の特徴とは?【珍しい】

海外を含めた地毛の色の種類

地毛の髪色の種類と違い

世界の外国人を見てみると様々な髪色の人が居ますが、地毛の色の種類は大きく分けて下記の5種類です。

地毛の髪色の種類
  • 黒髪
  • 茶髪
  • 金髪(ブロンド)
  • 赤髪
  • 白髪(銀髪)

2種類以外のメラニンは存在しないため、地毛が青髪や緑髪の人はいません。

外国人は金髪が多いイメージを持つ人も居ると思いますが、地毛がブロンドの人の割合は世界で2%前後と言われています。

地毛ではなく染めている人が多いという事です。

赤髪も珍しく、ヨーロッパの「スコットランド」や「アイルランド」で見られます。

もし髪色を変えてみたい場合、シャンプーで洗い落とせるヘアカラーワックスで試す事もできます。

休みの日だけ好きな髪色を楽しめるのでオススメです。

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遺伝で髪色が決まる

メラニンは太陽から受ける紫外線を吸収し、皮膚に与えるダメージを少なくするために作られています。

そのため、赤道の近くなどの紫外線が多い場所に住んでいる人は、体がそれに適応して作られるメラニン量が多いです。

メラニンの生成量などは遺伝子に組み込まれ、子供にも遺伝します。

2018年に約30万人のヨーロッパ人を対象にした研究で、124個の染色体遺伝子が特定されています。

We identified 123 autosomal and one X-chromosome loci significantly associated with hair color

【Google翻訳】髪の色に有意に関連する123個の常染色体遺伝子座と1個のX染色体遺伝子座を特定しました

出典元:Genome-wide association meta-analysis of individuals of European ancestry identifies new loci explaining a substantial fraction of hair color variation and heritability-nature

この他にも双生児(双子)の研究で、地毛の髪色は約97%が遺伝要因によるものと分かっています。

また、遺伝子は性質が表れやすい「優性(顕性)」と表れづらい「劣性(潜性)」があり、暗い髪色ほど優性遺伝子です。

例えば

黒髪の日本人と金髪の外国人の子供は、黒髪になる可能性が高いと言えます。

他にも、人は誰でも遺伝子変異(親とは違う情報)も数個もっているため、それが髪色の遺伝子だと両親とは関係のない髪色になることもあります。

男性より女性の方が割合が多い

上で紹介した遺伝子発見の研究では、女性の方がメラニン色素が薄い傾向にあると報告されています。

女性においては薄い色の髪を持つ人々の割合が大きいことも報告されており、性別と毛髪の色が関連していることが示唆されている。

出典元:ヒトゲノムの中から毛髪の色のルーツを探し出す-Nature Japan

色素が少ないほど髪色が明るくなるため、男性より女性の方が地毛が明るい人の割合が多いということです。

また、女性の方が髪が長い分、毛先などが傷みやすくダメージによって脱色しやすいです。

そのため、地毛に関わらず男性より女性の方が、茶髪の割合が多い印象があると思います。

地毛が茶色はうらやましいけど苦労する

茶髪の色の幅が広い事もあり、日本人で地毛が茶色い人は何パーセントの割合なのかといったデータはありません。

しかし、黒髪の方が圧倒的に多いのは確かです。

そのため、学生などでは多数派である黒髪以外の髪色に憧れを持つ人も多く、地毛で茶髪の人を「うらやましい」と感じやすいです。

髪を明るく染めてはいけないという校則も、うらやましいという憧れの気持ちに拍車をかけていると思います。

逆に、この校則のせいで地毛が茶色い人は苦労することもあります。

黒染めするように言われる

日本では染めている人を不真面目と考える人がいるせいで、多数派である黒髪以外を許さない学校もあります。

地毛で茶色いのに、黒染めを強要される「ブラック校則」が有名です。

ニュースにも取り上げれ、こういった校則をなくそうと署名活動をしている団体もあります。

地毛証明書を出さなければいけなかったり理不尽に髪色を注意されるなど、地毛が茶色というだけで日本だと苦労する事があります。

就活でのリスク

基本的に就活で推奨されているのは黒髪です。

「黒髪=まじめ」と考える人が多いからだと思います。

そのため、地毛が茶色い人は下記の選択をせまられます。

就活時の選択
  • 履歴書や面接で、地毛が茶色である事を説明
  • 黒染めをして就活する

会社側に選ぶ権利があるため、説明しても受け入れられる保証はありません。

また、黒髪を規則にしている会社もあります。

サービス業や接客業に多く「黒髪以外では信用をなくすかもしれない」と考える人が多いのだと思います。

そういった職業に就きたい場合は就活時だけでなく、その後も黒染めし続けなければいけません。

地毛が茶色の人を【うらやましい】と思っている人は、こういった苦労がある事も考えてみてください。

まとめ

地毛の色は、メラニン2種類の量や比率によって黒髪や茶髪に分かれます。

生まれつきの髪色を決めているのは遺伝です。

暗い髪ほど子供に表れやすい優性遺伝子のため、両親の中間の色よりも黒寄りになりやすい傾向にあります。

染めずに地毛が茶色い人を「うらやましい」と思う人は多いですが、日本では苦労する場面も多いです。

「黒髪=まじめ」ではなく、髪色に対してもっと自由な国になって欲しいと思います。

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