ヘアワックスの落とし方とは?【ベタベタとお別れ】落ちたかどうかの目安や服と手の時

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  • ワックスをがっつり付けている日は、シャンプーが泡立たなくて困っている人
  • 洗ったはずなのに、寝る時にワックスのニオイを感じたことがある人
  • 「手に整髪料がついているのにズボンで手を拭く」を、たまにする人
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ヘアワックスの落とし方

シャンプーで洗っても整髪料のニオイやベタベタ感が中々取れず、落とし方を探している人は多いと思います。

結論

シャンプー剤をつける前にコンディショナー、それでもダメならリムーバー(髪用クレンジング剤)

落としやすくなる理由を知るためには、なぜ1回のシャンプーだけで落とせないのかを知る必要があります。

ヘアワックスをキレイに落とす方法に必要な物

ワックス(wax)とは日本語で蝋(ロウ)を意味し、常温時に個体の油脂の事です。

水と油は交わらないため、洗い落とす時は下記の2つが必要になります。

ワックスを落すために必要な物
界面活性剤(洗浄成分)
水と油を混ぜ合わせる働きがある
お湯
油分は融点(個体から水に変わる温度)の関係で、温度が高くなるほど取れやすくなる

界面活性剤は、ひとつの分子の中に「水になじみやすい部分(親水基)」と「油になじみやすい部分(親油基または疎水基:これからの説明には原則として疎水基の方を用います)」の両方をあわせもつという特徴をもっています

出典元:界面活性剤の主な性質と種類-日本界面活性剤工業会

この特徴により水と油を混ぜ合わせる事で、効率よく油汚れを落とす事が可能です。

界面活性剤の種類は多く、それぞれ洗浄力や性質が大きく異なります。

いろんな場面ごとに洗剤があるのは、このためです。

2度洗いするならシャンプー以外に頼るべき理由

シャンプー剤にも界面活性剤は含まれていますが、ヘアワックスが中々落とせないのには理由があります。

下記の理由により、洗浄力が弱めに作られているからです。

シャンプーの洗浄成分が弱い理由
  • 頭皮への刺激を抑えるため
  • 頭皮の保護や保湿効果のある皮脂(ひし)を、落としすぎないようにするため

洗浄力が高いものほど皮膚への刺激性が高くなります。

また、頭皮には毛穴から皮脂が常に分泌されており、保湿や保護する働きがあります。

皮脂と皮脂腺の様子

良い頭皮環境を維持するためには一定量の皮脂が必要で、落としすぎると乾燥などを招きます。

シャンプー剤は頭皮のことを考え、ギリギリの洗浄力で作られているということです。

基本的に1回の使用を想定して作られているため、連続して使用するほど頭皮や髪の負担になります。

つまり

ヘアワックスが落とせないからと、何度もシャンプーするのは頭皮と髪に負担を掛ける

また、ヘアカラーしている人は、シャンプーした分だけ色落ちします。

>>ヘアカラーの色落ちとは?【別れの期間】

頭皮や髪への負担を抑えつつヘアワックスを落とすには2度洗いするのではなく、シャンプー以外の工夫が必要という事です。

ヘアワックスの落とし方について、詳しく解説します。

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お風呂前のブラッシングは基本

お風呂前にブラッシングを行う事で、汚れを浮かして落としやすくする事ができます。

何も髪につけていなくてもブラッシングは推奨されており、ヘアワックスなどを付けている人は必須です。

また、髪が固まっている場合、毛先からやさしくほぐしてから行わないとダメージになるので注意が必要です。

詳しいやり方やポイントなどは、下記で解説しています。

>>正しい髪の毛の洗い方とは?【下向き上向き問題】

シャンプー前にコンディショナー

負担なくヘアワックスを落としやすくする事ができるのは、シャンプー前にコンディショナーを付ける方法です。

原理としては化粧を落とすクレンジング剤と同じで、油に油を混ぜると結合して落としやすくなるという仕組みです。

代用可能
  • トリートメント
  • リンス

これらであればどれでも可能ですが、コスパや油分の多さを考えるとコンディショナーがおすすめになります。

洗浄を目的に作られている物ではないため、付けて洗い落としたら必ずシャンプーする事が必要です。

頭皮に付けないように注意

コンディショナーなどには、カチオン界面活性剤が含まれています。

シャンプーに含まれる界面活性剤とは性質が異なり、下記のような違いがあります。

界面活性剤の違い
カチオン界面活性剤
吸着しやすく、殺菌力が強い
【コンディショナー】【トリートメント】【リンス】
アニオン界面活性剤
乳化(水と油が混ざる)、泡立ち、分散性に優れているため汚れを落としやすい
【シャンプー】【ボディソープ】

シャンプーやボディソープは両性界面活性剤の場合もありますが、分かりづらくなるので省略します。

カチオン界面活性剤は吸着しやすいため、ケア成分などを付けたい時に有効です。

しかし、問題は殺菌力が強い事です。

頭皮には常在菌が存在していて、汗や皮脂を分解して脂肪酸を生成することで病原菌から守るバリア機能ができています。

つまり

コンディショナーが頭皮に付着し続けると、常在菌が減ることでバリア機能が低下するおそれがある

クレンジングオイルやヘアオイルで代用しない方がいい理由

コンディショナーの代わりに、ヘアオイルやオリーブオイルが紹介されている事があります。

しかし、これらには界面活性剤が含まれていないため向いていません。

油に油をつけたあと、それをさらに水で洗い落とす必要があります。

その時に必要になってくるのが界面活性剤で、これがないと水で落とせずに残ってしまいます。

つまり

ヘアオイルやオリーブオイルには界面活性剤が含まれていないため、お湯で流しても大量に油分が残る

そのため、化粧落としのクレンジングオイルなどには界面活性剤が含まれています。

では、顔用のクレンジングオイルで代用できるかと言うと、原理は同じなのでヘアワックスなどを落とせます。

しかし、髪用と顔用では付けるべき成分が異なるため、髪がきしんだりダメージに繋がる可能性が高いです。

つまり

顔用のクレンジングオイル(化粧落とし)も、コンディショナーの代わりに使うべきではない

そのため、ヘアワックスを落とすコンディショナーの代わりを探している人は、下で紹介するリムーバーがおすすめです。

【おすすめ】コンディショナーの代わりにリムーバー

落としづらいタイプのヘアワックスは、コンディショナーを付ける方法では落とせないこともあります。

落としづらいヘアワックス
  • 「エキストラ」「ウルトラ」がつくハードワックス
  • パウダーワックス(粉ワックス)
  • カラーワックス

>>整髪料の種類とは?【あなたの1番を探す】

もちろん、種類によって洗い落としやすいよう改良されている事も多いです。

シャンプーしても落とせない頑固な場合は「ヌーボマジコ スーパーとったゲル」をおすすめします。

使い方は簡単で、上で紹介したシャンプー前につけるコンディショナーの代わりに使うだけです。

毛髪への負担に配慮しつつ、頑固なヘアワックスやヘアスプレーなどを落とすための成分配合になっています。

落ちたかどうかの目安

ヘアワックスなどが落ちたかどうかは、シャンプーの泡立ちが目安です。

基本的にシャンプーに含まれる界面活性剤の泡立ちは、下記のような特徴があります。

泡立つ時
界面活性剤、水、空気のバランスが良い
泡立ちが悪い時
油分や汚れが過剰に混ざったり、水や空気とのバランスが悪い
つまり

泡立ちが悪い場合、ヘアワックスの量がシャンプーで落とせる許容範囲を超えている

そのため、しっかり泡立ったらヘアワックスを落とせたサインになります。

頭皮を考えるならシャンプー剤も見直す

ヘアワックスなどの整髪料は、時間が立つと髪から流れて頭皮にも付着します。

しかし、頭皮にコンディショナーやリムーバーを使うのはNGです。

上でも解説しましたが、コンディショナーは頭皮に付けるべき物ではありません。

そのため、しっかり頭皮についたヘアワックス汚れも落としたいなら、シャンプー剤を見直す必要があります。

おすすめのシャンプー

スタイリング剤をつけている人の事を考えて作られた「オルビス ミスターシャンプー」がおすすめ

皮脂、スタイリング剤など複合的な汚れを落とす「フォーカスクレンジング成分」が配合されているのが特徴です。

これにより、髪や頭皮に負担をかけずに化学成分による汚れも1度洗いで落とせるよう設計されています。

日常的にスタイリング剤をつけている人にオススメなシャンプー剤です。

ヘアワックスの白い粉の取り方

ヘアワックスをつけていると、時々白い粉がふく事があります。

この正体は、皮膜形成剤(ポリマー)です。

ヘアスプレーやヘアワックスで白い粉がふく仕組み

とくにヘアスプレーやジェルなど、キープ力が高いスタイリング剤で起こりやすいです。

>>ヘアスプレーの落とし方とは?【白い粉】

出先でも簡単にできる白い粉の対処法を紹介します。

ヘアワックスの白い粉の取り方
  1. 水で指を濡らし、根元付近の髪をつまんで毛先方向に動かす
  2. 指がベタついたら手を洗う
  3. 【1~2】を繰り返し、べたつきが減ったら最後にティッシュかハンカチで髪を拭く

水で濡らすと一時的に白い粉が目立たなくなりますが、整髪料が多い状態のままだと再び白くなります。

白い粉を取るというより、整髪料を髪から減らすイメージです。

お湯の方が有効で、ウェットティッシュなどでも代用できます。

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手に付いたベタベタの落とし方

髪型をセットしたあとに手を洗っても、ニオイやベタベタが全然取れない経験は多くの人がしていると思います。

手に付いたヘアワックスなどの整髪料を、しっかり落とす方法を解説します。

洗う前にティッシュで拭きとる

ヘアワックスは油分を多く含むため、手にべっとり付いた状態で洗っても水をハジいて落としづらいです。

そのため、水で濡らす前に一旦ティッシュなどで軽く拭き取るだけでも、効果があります。

洗う時は融点(個体が液体に変わる温度)の関係で、お湯の温度が高いほど落としやすいです。

どんなに高くても42度までで、それ以上は皮膚がやけどするおそれがあります。

それでも落とせない場合は下記に進みます。

砂糖をつける

理由

砂糖は油とくっつきやすい性質があるため

手の上に砂糖を少量のせて擦り合わせると、油が砂糖にくっついていきます。

しばらくしたら砂糖をティッシュなどで拭き取り、その後に手洗いするだけで終了です。

ヘアワックスの臭いやベタベタが残ってしまう場合は、砂糖の量を増やして調整します。

クレンジングオイル(化粧落とし)

上でも解説しましたが、ヘアワックスの油分に油分をぶつけて結合させると落としやすくなります。

クレンジングオイル(化粧落とし)を髪に対して使うのはNGですが、手であればおすすめです。

界面活性剤も含まれているため、手につけた後にお湯で洗えばキレイに落ちます。

女性の家には置いてあることが多いと思います。

中性洗剤は手荒れに注意

食器用洗剤などの中性洗剤は、強力な界面活性剤が配合されているためヘアワックスを落とす事は可能です。

しかし、洗浄力が強い分、刺激も強くなり手荒れの原因になるためおすすめはしません。

どうしても中性洗剤しかない場合など以外は、やめておいた方が無難です。

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服に付いたスタイリング剤の落とし方【レディース必見】

女性は髪が長いことで、服に整髪料がついてしまった事がある人も多いと思います。

また、男性でも襟についてしまったり、そのまま手をズボンで拭いてしまった経験はあるのではないでしょうか。

カラーワックスが服についた時は、1日のモチベーションがなくなります。

時間がたつとシミになってしまうこともあるため、早めの処理が必要です。

家にある物で取る方法

用意する物

「いらない布やタオル×2~3枚」と「食器用洗剤」

  1. 乾いたタオルで、ワックスをつまんで取る
  2. ある程度取れたら、きれいなタオルの面をワックスが付いた服の裏側にあてる
  3. 違うタオルに食器用洗剤を少量付け、表側からペタペタして汚れをとる
  4. 最後にタオルの使わなかった部分で、服に付いた水分を拭き取る

食器用洗剤はクレンジングオイル(化粧落とし)でも代用可能です。

出先での応急処置

上で解説した方法と手順は同じで、使う物だけ変えます。

出先でも用意しやすい物です。

使う物変更
  • いらない布やタオル→ティッシュ
  • クレンジング剤や食器用洗剤→ハンドソープ

応急処置なので若干落とす力は弱まりますが、ある程度は落とせるかと思います。

整髪料がついた事に気付いたら、出来るかぎり素早く行動する事が大切です。

まとめ

シャンプー剤は1回の使用を想定して作られており、洗う回数が増えるほど頭皮や髪へ負担をかけます。

負担を抑えてキレイにヘアワックスを落とすには、シャンプー前にコンディショナーを付けて洗い落としておきます。

それでも落ちない頑固なヘアワックスの場合、髪用リムーバーの使用がおすすめです。

手に付いたヘアワックスのベタベタは、水洗いの前にティッシュで拭き取っておくと大抵落とせます。

服に付いた場合は時間が経過するほどシミになりやすいため、早めの処理が必要です。

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