ヘアスプレーの落とし方とは?【白い粉】ケープで白くならない方法と取り方や床の場合

ヘアスプレーの白い粉の落とし方 ヘアケア
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  • ヘアスプレーが洗っても落ちなくて困っている人
  • 白い粉がふく仕組みや、対処法を知りたい人
  • ケープなどのヘアスプレーしても、白くならない方法を探している人
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ヘアスプレーの落とし方

ヘアスプレーで髪を固めた日はシャンプーしても中々取れず、落とし方を調べている人は多いと思います。

また、髪に白い粉がふいてしまう事があり、対策を知りたい人も居るのではないでしょうか。

まずはヘアスプレーでありがちな白い粉について解説します。

ケープなどのヘアスプレーで起こる白い粉の正体

フケのように髪にふく白い粉の正体は、皮膜形成剤(ポリマー)です。

皮膜形成剤は多くの化粧品に含まれており、下記のような働きがあります。

皮膜形成剤の効果
  • キープ力やセット力の向上
  • 撥水性(はっすいせい)や耐水性の向上
  • 接着性の向上
  • ツヤ感を出す
  • 表面保護

スタイリング剤を付けると、皮膜形成剤によって髪の表面に皮膜が作られます。

ヘアスプレーやヘアワックスで白い粉がふく仕組み

皮膜が過剰になったり手で触って剥がれると、乾燥して白い粉になります。

これをフレーキング現象と言い、ジェルやヘアスプレーなど髪を固める力が強いものほど起こりやすいです。

白くならない方法とヘアスプレー選び

白い粉になる原因を考えると、白くならない方法は下記になります。

ヘアスプレーで白くならない方法
  • 整髪料をつけすぎない
  • 髪を固めてから「手で触る」「くしでとかす」禁止

ヘアスプレーをする時は髪からできるだけ離し、1点に集中して付かないようにする事がポイントです。

また、整髪料を付ける適量はキープ力が高いものほど少ない傾向にあります。

適量が少ない分、白くならないよう髪に付けるのが難しくなるという事です。

つまり

キープ力が少ないものほど、白い粉が出ないヘアスプレー

もちろん、使い方と量さえ気をつければ「ウルトラ」「エクストラ」がついたハードスプレーでも白くなりません。

白くならないヘアスプレーを探すのではなく、そのスプレーの適量を見極めて使用する事が大切です。

つけすぎた時の対処法や出先での取り方

つけすぎて白くなってしまったり、出先で白い粉がふいてしまう事もあるかと思います。

一番やってはいけないのが、乾いた状態のまま指で取ろうとする事です。

上で解説した通り、ヘアスプレーで固まった髪をただ触ると白い粉が増えてしまいます。

応急処置
  1. 水で指を濡らし、根元付近の髪をつまんで毛先方向に動かす
  2. 指がベタついたら手を洗う
  3. 【1~2】を繰り返し、べたつきが減ったら最後にティッシュかハンカチで髪を拭く

水で濡らすと一時的に白い粉が目立たなくなりますが、整髪料が多い状態のままだと再び白くなります。

白い粉を取るというより、整髪料を髪から減らすイメージです。

お湯の方が有効で、ウェットティッシュなどでも代用できます。

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こべりつきをお風呂で落とす方法

次はお風呂での落とし方について解説します。

ヘアスプレーに限らず、頑固な整髪料を落とす手順はどれも同じです。

頑固なヘアスプレーの落とし方
  1. お風呂の前にブラッシング
  2. シャンプー剤の前に、コンディショナーを髪につけて洗い落としておく
  3. それでもだめならリムーバー(髪用クレンジング剤)

>>ヘアワックスの落とし方とは?【ベタベタとお別れ】

中々洗い落とせない原因は、ヘアスプレーに含まれる油分のせいです。

シャンプー前に油分が多いコンディショナーをつける理由は、油に油を混ぜると結合して落としやすくなるためです。

それでもダメなら「スーパーとったゲル」

ヘアスプレーでガチガチに固めている場合、シャンプー前にコンディショナーをつけても洗い落とせない事があります。

そういった頑固な場合には髪用リムーバー(クレンジング剤)の「ヌーボマジコ スーパーとったゲル」がおすすめです。

毛髪への負担に配慮しつつも、頑固なヘアスプレーなどを落とすための成分配合になっています。

使い方は簡単で、シャンプー剤で洗う前にスーパーとったゲルをつけるだけです。

オリーブオイルはおすすめしない理由

油は油で落とせるという理由から、コンディショナーの代わりにオリーブオイルが紹介されている事があります。

しかし、代用でオリーブオイルを使うのはおすすめできません。

理由

界面活性剤が含まれていないから

油に油をつけたあと、それをさらに水で洗い落とす必要があります。

油を水で洗い落とすためには、この2つを乳化する(混ぜてくれる)界面活性剤が必要です。

参考:界面活性剤の主な性質と種類-日本界面活性剤工業会

化粧落としなどのクレンジングオイルにも、それが理由で界面活性剤が含まれています。

コンディショナーにも乳化作用が弱いタイプのものが配合されています。

つまり

オリーブオイル単体では界面活性剤が含まれていないため、お湯で流しても油分が大量に残りやすい

また、顔用の化粧落としで代用するのもNGです。

髪用と皮膚用ではつけるべき成分が異なり、髪がきしんだりダメージに繋がる可能性があります。

頭皮についたのを落とす方法とおすすめシャンプー

ヘアスプレーの性質上、ある程度頭皮に付いてしまうのは仕方ありません。

使用後すぐに拭き取ろうとするとセットした髪型が崩れたり、白い粉の原因になります。

そのため、頭皮に付いてかゆみなどがある場合、別の整髪料を使うべきです。

>>整髪料の種類とは?【あなたの1番を探す】

お風呂での落とし方については、髪のようにコンディショナーをつける訳にはいきません。

コンディショナーの界面活性剤は殺菌力が強く、あまり頭皮につけるべきではないからです。

頭皮には常在菌が存在しており、汗や皮脂を脂肪酸にする事で病原菌から守るバリア機能ができています。

このバランスが崩れる可能性があるため、コンディショナーを頭皮につけるのはNGです。

頭皮についたヘアスプレーを落とす方法

スタイリング剤をつけている人の事を考えて作られたシャンプー「オルビス ミスターシャンプー」がおすすめ

皮脂、スタイリング剤など複合的な汚れを落とす「フォーカスクレンジング成分」が配合されているのが特徴です。

これにより、髪や頭皮に負担をかけずに化学成分による汚れも1度洗いで落とせるよう設計されています。

日常的にスタイリング剤をつけている人にオススメなシャンプー剤です。

床や壁についたヘアスプレー汚れの落とし方

ヘアスプレーで床や壁が汚れてしまった場合、住宅用中性洗剤「ウタマロクリーナー」がおすすめです。

家中の様々な汚れに対応している洗剤で、ヘアスプレーなどの油汚れも効率的に落とす事ができます。

落とし方
  1. キレイな布にウタマロクリーナーを1プッシュ
  2. ヘアスプレー汚れがある床や壁をふく

ウタマロクリーナーは2度拭き不要なため、これで終わりです。

ヘアスプレー汚れだけでなく家中の掃除に使えるため、家に1本常備しておくと便利です。

まとめ

ケープなどのヘアスプレーで起こる白い粉の正体は、皮膜形成剤(ポリマー)です。

ヘアスプレーを付けすぎたり、髪が固まった後に触ると増えてしまいます。

落とし方は、指を水で濡らし髪をつまんでスタイリング剤自体を減らす方法がおすすめです。

お風呂では、シャンプー前にコンディショナーをつけて洗い落としておく事がポイントです。

それでもダメなら、最終手段としてリムーバー(髪用クレンジング剤)があります。

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