- 人によって髪の伸びる速さが違う理由を知りたい人
- 髪が伸びるのが早すぎるため、病気ではないかと心配している人
- 世界一髪が伸びるのが早い人の速さに興味がある人
髪が伸びるのが早い人の特徴と速さ
髪を長くしたい時、伸びるのが早い人に対して憧れを抱く人は多いと思います。
髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれる成長周期があり、大きく分けると下記の3つの期間に分かれます。
- 成長期(男性:3~5年、女性:4~6年)
- 髪の毛が最も早く伸びる期間
- 退行期(約2~3週間)
- 髪の伸びるスピードが遅くなっていく期間
- 休止期(数か月)
- 生えていた髪が抜け落ち、新しい髪の毛と入れ替わる期間
主に成長期に伸びている髪の毛は、下記の工程で作られています。
- 毛包幹細胞が、自分のクローンである毛包幹細胞と毛母細胞に分化
- 毛母細胞が、毛乳頭から血液によって運ばれた栄養や酸素を受け取る
- 必要な栄養が集まると、毛母細胞が細胞分裂して髪の毛が作られる
こういったメカニズムにより、毛根から押し上げられるようにして髪は伸びています。
そのため、髪が作られるまでのスピードが、伸びる速さに直結しているという事です。
また、作るたび細胞が新しく生まれ変わっているので、髪は新陳代謝によって伸びているとも言えます。
髪が伸びるのが早い人の特徴は、新陳代謝が活発な人
髪の毛の伸びる速さの平均
髪の毛の伸びる速さに影響を与えている要素は多く、その違いによって全員同じスピードという訳ではありません。
日本皮膚科学会では1日0.4mm、アメリカ皮膚科学会では1年で6インチ(約15cm)伸びると記されています。
これを参考に、日にちと伸びる長さをまとめた表が下記になります。
- 1日
- 0.4mm
- 1週間
- 2.8mm
- 1か月
- 1.2cm
- 1年
- 15cm
この数値はあくまで目安で、体の状態や遺伝による個人差によって異なります。
平均値として考える事もでき、この数値より成長していれば「髪が伸びるのが早い人」と言えます。
栄養が取れていて血流の状態も良い
髪の毛は、食べ物から吸収した栄養を基に作られています。
そのため、栄養不足で髪を作るための材料がない人は、伸びるスピードが遅いです。
とくに髪を作る時に重要となるのが、下記の栄養素です。
- タンパク質
- 亜鉛
- ヨウ素
- ビタミン類
また、髪を作る細胞には、血液によって必要な栄養や酸素が運ばれています。
そのため、髪が伸びるのが早い人は、食事で栄養がしっかり取れていることに加え血流も良いのが特徴です。
血液は、心臓や筋肉の動きを利用して体中を流れています。
筋肉が発達している人や凝り固まっていない人は、血流が良いため髪が伸びるのが早い
スケベな人
「スケベな人は髪が伸びるのが早い」とよく言われますが、あながち間違いではないのかもしれません。
スケベというのは言い変えれば「性的興奮を感じやすい人」です。
人は性的興奮を感じると脈が速くなり、血流がよくなることで体温が上昇します。
性的興奮を感じやすいスケべな人は、血流が頻繁によくなるため髪が伸びるのが早い可能性がある
頭皮環境が整っている
紫外線や乾燥などによって頭皮が硬くなると、血流が悪くなって髪の成長に悪影響をあたえます。
そのため、髪が伸びるのが早い人は頭皮の状態がいい人です。
頭皮に弾力がなかったり指の腹で動かしてみて痛みを感じる場合には、頭皮が硬くなっています。
そういった人は、毎日お風呂上りに育毛剤を併用しながら頭皮マッサージするのが効果的です。
その時におすすめなのが、髪を伸ばしたい人のヘアローションがキャッチコピーの「ヘアアクセルレーターEX」です。
髪の成長をサポートする有効成分が8つも配合されており、頭皮環境を整える効果が期待できます。
詳しい効果などについては下記で解説しています。
女性より男性の方が早い
女性ホルモンのエストロゲンには、皮膚や血管を健康にする働きがあります。
頭皮環境が整えられるため、エストロゲン量が多い女性のほうが髪の成長期が長いと考えられています。
しかし、髪の伸びる速さについては男性の方が早いようです。
アメリカ皮膚科学会には下記のように記されています。
Hair grows very fast and male hair grows faster than female hair.
【Google翻訳】髪は非常に速く伸び、男性の髪は女性の髪よりも速く伸びます。
出典元:WHAT KIDS SHOULD KNOW ABOUT HOW HAIR GROWS-American Academy of Dermatology (AAD)
毛深さなどに影響を与えるホルモン「テストステロン」の差や、筋肉量による血流の差などが理由として考えられます。
老化が進むごとに遅くなる
老化が進むと髪が伸びるのが遅くなる理由は、下記などが原因です。
- 成長ホルモンの低下
- 抗酸化酵素の低下
- 筋肉量が低下し、血流が悪くなる
成長ホルモンは代謝を活発にするホルモンのため、分泌量が多い子供のほうが髪が伸びるのが早いです。
また、ストレスや紫外線などで体内に活性酸素というものが多量に増加すると、細胞は劣化(老化)してしまいます。
その活性酸素を減らすため、対抗して生成されるのが抗酸化酵素です。
加齢により体内で作られる抗酸化酵素が少なくなり、髪を作る細胞の劣化が進むことで伸びるのが遅くなります。
これらは、30代40代あたりから減少し、その影響で白髪も生えやすくなります。
直毛の髪型
髪質や髪型によって長さの印象は変わります。
直毛の髪型は伸びるのが早いというより、伸びたことを感じやすいです。
逆に天パの人は、長さよりもボリューム感が増えていきます。
天パの人と直毛の人では、伸びる速さが同じでも直毛のほうが早く伸びたと感じる
睡眠時間が長く質が良い
髪の伸びる速さは1日の中でも異なり、寝ている時が一番早いです。
これは睡眠時に多く分泌される「成長ホルモン」により、新陳代謝が活発になることが理由になります。
そのため、睡眠は髪の伸びる速さに最も影響を与えていると言えます。
成長ホルモンはノンレム睡眠(深い眠り)時に多く分泌されるため、髪が早く伸びる人は質の良い睡眠がとれています。
代謝をよくする女性ホルモンなどが多い
細胞の働きを活発にしたり、血管を広げて血流をよくするホルモンがあります。
そういったホルモンの分泌量が多ければ、新陳代謝が活発になる事で髪が伸びるスピードも速いです。
- 成長ホルモン
- エストロゲン(女性ホルモン)
- 甲状腺ホルモン
そのため、髪が伸びるのが早い人は、これらのホルモン分泌量が多いという特徴があります。
以上が髪が伸びるのが早い人の特徴です。
これらを参考に、髪を早く伸ばすために出来ることは下記にまとめています。
髪が伸びる速さと病気との関係
「髪が伸びるのが早くなる」という症状をきたす病気はありません。
単純に考えると、上で解説した「新陳代謝を活発にするホルモン」が過剰分泌してしまう病気が思いつきます。
それぞれのホルモンには過剰分泌してしまったり多いことが原因で起こる病気があり、どれも難病に指定されています。
- 下垂体性成長ホルモン分泌亢進症
- 成長ホルモンの過剰分泌
- 遺伝性女性化乳房
- エストロゲンの過剰分泌
- 甲状腺機能亢進症
- 甲状腺ホルモンの過剰分泌
しかし、これらの中に「髪が早く伸びる」という症状は報告されていないようです。
そのため、いきなり髪の伸びるスピードが早くなったとしても、病気以外の可能性を考えた方が良いと言えます。
髪の伸びる速さに、影響を与える要因は多いからです。
髪を伸びにくくする方法や遅くする場合は病気の原因になる
切ってもすぐ伸びるせいで髪型が崩れやすくなり、伸びるのを遅くしたいと考える人も居るかと思います。
髪が伸びるのを遅くする方法は、早く伸びる人と真逆な事をしなければいけません。
- 栄養をとらない
- 血流を悪くするため、動くのを辞める
- 寝ない
健康に悪く、病気になりやすい事が分かります。
また、物理的に髪を抑えたりする方法で、伸びるのが遅くなったりはしません。
髪が伸びるというのは「新しい髪が毛根で作られ、押し上げらた結果」です。
そのため、生えている髪に何かしたところで、伸びるスピードには影響を与えません。
髪を伸びにくくする方法や、伸びるのを遅くする方法はありません
【世界1位】髪が伸びるのが早すぎる人はスピリチュアルな速さ
ヘアサイクルで髪の毛が一定期間で生え変わる事から、「世界一髪の毛が長い人=世界一髪が伸びるのが早い人」と言えます。
そのため、髪の長さのギネス記録保持者であるアーシャ・マンデラ(Asha Mandela)さんを参考にします。
アメリカ在住の女性で、髪の長さのギネス記録を更新し続けている方です。
髪の長さと日にちを基に、伸びる速さを計算してみました。
- 2009年
- 髪の長さ:22ft=670cm
- 2013年08月19日(8/10に計測)
- 髪の長さ:55ft=1673cm
- 2018年11月16日
- 髪の長さ:110ft=3352cm
100cm=1m
※ft(フィート)は英語圏の国で使われる事が多い単位表記です。
この髪の長さを見ると、何かの理由で休止期が存在しないスピリチュアル的な記録になっています。
そして、計測した月も分かる2013年と2018年の記録を基に計算します。
下記がアーシャ・マンデラさんの、髪の毛の伸びる速さです。
- 1日
- 0.9cm
- 1週間
- 6.4cm
- 1か月
- 26.5cm
- 1年
- 318.2cm
フィートで計算した値をセンチに変換し、小数点第二位を四捨五入したものです。
この記録は、人類の中で最も早い速度だと思われます。
そのため、髪の伸びるスピードの限界値と言っても過言ではありません。
一部分だけ体毛が長くなるなど、毛の成長に関して分かっていない事は多いです。
アーシャ・マンデラさんの記録についても、理由を完璧に説明できる人は居ないと思います。
平均的な髪の伸びる速さと比較
どれだけアーシャ・マンデラさんの髪の伸びる速さがすごいのか、一般人の平均と比較してみました。
以下がその比較表です。
- 1日
- 一般平均:0.04cm
- 世界一位:0.9cm
- 1週間
- 一般平均:0.28cm
- 世界一位:6.4cm
- 1か月
- 一般平均:1.2cm
- 世界一位:26.5cm
- 1年
- 一般平均:15cm
- 世界一位:318.2cm
髪の伸びる平均値よりも約22倍早く、スピリチュアルな領域の成長速度です。
髪が伸びるのが早すぎると感じている人は、上には上が居る事を実感してください。
部位による伸びる速さの違い
髪が生えている場所によっても、伸びる速さに違いがあります。
- 前頭部と頭頂部
- 髪が伸びるのが遅い
- 側頭部と後頭部
- 髪が伸びるのが早い
部位によって伸びる速さに違いが生まれる原因は2つあります。
- 頭の血管は上に行くほど細くなっている
- 頭頂部には筋肉がない
髪の毛を作っている細胞には血液によって栄養が運ばれているため、血流の差で伸びる速さに違いがでます。
血液は筋肉の動きを利用して流れているため、筋肉がない場所や小さい部位というのは血流が悪くなりやすいです。
また、それ以外にもAGA(男性型脱毛症)の初期症状で、前頭部と頭頂部の伸びるスピードが遅くなる事もあるようです。
前髪は伸びるのが早いと感じやすいだけ
前髪は髪の毛の中でも「気にしやすい場所」であるため、他の部位に比べて伸びるのが早く感じる人が多いです。
しかし、実際は他の場所よりも、前髪の伸びる速さは遅い傾向にあります。
逆に、男性やショートの女性で「伸びるとサイドがもっさりしてしまう」という感覚は正しいです。
気にしやすい前髪などは、伸びるのが早いと感じやすい
まとめ
髪の毛は毛包幹細胞や毛母細胞の働きにより、ヘアサイクルの成長期に最も早く伸びます。
早く伸びすぎると感じても、病気の心配はありません。
また、世界一髪が伸びるのが早い人は、平均の約22倍というスピリチュアル的な速度となっています。
性別や生えている部位などによっても、伸びるスピードは異なります。