ヘアカラーを長持ちさせる方法とは?【色を守る】市販シャンプーとトリートメント選び

ヘアカラーを長持ちさせる方法とコツ ヘアカラー
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  • せっかく染めた髪色を、できる限り長持ちさせたい人
  • 前回すぐに色落ちしたため、今回のヘアカラーでリベンジしたい人
  • 近々カラーをする予定で、失敗しないように予習している人
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ヘアカラーを長持ちさせる方法とコツ

ヘアカラーで髪を染めた後、できるだけ長持ちさせる方法をネットで探す人は多いと思います。

色落ちとは髪内部に入れたヘアカラー色素が、以下のようなパターンによって減少してしまうことで起こります。

ヘアカラーが色落ちする仕組み

色落ちする2つのパターン
  • カラー色素が髪の外へ流出
  • カラー色素がダメージによって分解

>>ヘアカラーが一週間で色落ちする原因とは?【別れの期間】

ヘアカラーを長持ちさせる方法とは、これら2つのパターンによるヘアカラー色素の減少を防ぐ事です。

メンズもレディースもやる事は同じ

美容室で染める場合、メンズもレディースも使われるカラー剤に違いはありません。

そのため、ヘアカラーを長持ちさせる方法も同じです。

ただ、市販のセルフカラー剤では、メーカーにより男性用と女性用で「量」や「粘度」に違いがあるようです。

基本的な染色機能・効果は同程度です。当社商品の場合は、男性用は短くて硬い髪に塗布しやすいように、液の粘度を高めに設定しています。また、容量も女性用に比べ男性用は少なめに設定しています。

出典元:株式会社マンダム|お客さまサポート|商品カテゴリー ヘアカラー 種類・選び方 ”ヘアカラー剤の男性用と女性用は違いますか?”詳細

染めやすさで粘度などを分けているだけで、染色効果に大きな違いはないようです。

ヘアカラーを長持ちさせる方法とコツを解説していきます。

3日で色落ちするならカラーシャンプー

ヘアカラーは下記などによって、色落ちする速さが変わってきます。

色落ちの速さを決める要因
髪の傷み具合
ブリーチを複数しているなど、髪が傷んでいるほど色落ちが早い
染めた色
アッシュやブルージュなどの「寒色系」は色落ちが早い

これらにより3日~1週間ほどで色落ちし、染めたてと全く違う髪色になってしまう事もあります。

こういった場合は、髪外側に色を補う事ができるカラーシャンプーが効果的です。

カラーシャンプーで色を付けて染める場所

ヘアカラーが髪内部を深くまで染めるのに対し、カラーシャンプーは表面付近を染色します。

色落ちを防ぐのではなく、落ちた色を補充することでヘアカラーを長持ちさせるという事です。

仕組みや効果的な使い方などは下記で詳しく解説しています。

>>カラーシャンプーとは?【3つの効果】

>>カラーシャンプーの使い方とは?【1から10まで】

カラー後の残留薬剤を処理

ヘアカラーをした後は、必ず頭皮や髪に薬剤成分が残留してしまいます。

これを残留薬剤と呼び、残しておくと色落ちの原因になります。

ヘアカラー後の残留薬剤
残留アルカリ
髪のpHがアルカリに傾き、キューティクルの隙間が開きやすくなる
残留過酸化水素(残留オキシ)
髪内部に残っているとメラニン色素を分解し、ベースの髪色を明るくしてしまう

美容室によっては上記の残留薬剤を除去するため、ヘアカラー後に後処理剤を使用します。

ただ、1回の後処理剤ですべて除去するのは難しいですし、そもそも残留薬剤の除去処理をしない美容室もあります。

そのため、ヘアカラーしてからの2~3日ほどは「アズスタイル 後処理剤 PH.CONTROL-BF」での自宅ケアがおすすめです。

使い方は簡単で、シャンプーした後に塗布して2分放置後に洗い流すだけです。

色落ちしない市販シャンプーの選び方

ほとんどの人は日常生活の「髪を洗う時」が最も色落ちしてしまう時間です。

髪が濡れてふくらむと外部のキューティクルに隙間が生まれます。

そこに、シャンプー剤の洗浄成分が加わり、カラー色素を洗い落としてしまうからです。

つまり

洗浄力が弱いシャンプー剤ほど色落ちしない

シャンプー剤には複数の界面活性剤(洗浄成分)が含まれており、種類や量のバランスによって洗浄力がきまります。

全ての界面活性剤を暗記するのは大変のため、含まれていると洗浄力が高い傾向にある成分を紹介します。

避けた方が無難な洗浄成分
  • ラウレス硫酸Na
  • (C12,C13)パレス-3硫酸Na
  • オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
  • 石けん

これらが含まているシャンプー剤は洗浄力が強い傾向にあり、ヘアカラーを長持ちさせたい時は避けた方が無難です。

マツキヨやウエルシアなどのドラッグストアで探す場合、商品裏面の成分表をチェックしてみてください。

また、ヘアカラーしている人向けに作られた「rasicaシースルーグロスシャンプー」もおすすめです。

色のついたグロスで髪をコーティングし、色落ちを軽減しながらツヤのある髪に仕上げてくれます。

髪を染める訳ではないため、お風呂や手が汚れることもなくストレスフリーで使えます。

COOLタイプ
青みのある寒色系に染めている人向け(アッシュ系など)
WARMタイプ
赤みのある暖色系に染めている人向け(茶系など)

湯シャンや髪を洗わないのはリスクが高い

髪を洗う回数に比例し、ヘアカラーは色落ちしていきます。

そのため、ヘアカラーの色落ちを防ぐ究極の方法は、髪を洗わないことです。

しかし、頭皮には常に皮脂が分泌されており、過剰になる事で様々な頭皮トラブルを起こします。

皮脂と皮脂腺の様子

皮脂が過剰になると
  • べたつく
  • フケが増える
  • かゆくなる

こういった頭皮状態が続くと、薄毛や白髪が増えることに繋がる可能性があります。

>>湯シャンはハゲるのか?【逆に髪が増えるのか】

>>湯シャンで白髪が減るのか?【間違えると増える可能性】

ヘアカラーの色落ちは染め直せばいいだけですが、頭皮トラブルは取り返しがつかなくなる場合もあります。

つまり

湯シャンや髪を洗わないことは、頭皮が犠牲になる可能性がある

脱塩素できるシャワーヘッドを使う

塩素には色素を脱色する働きがあります。

水泳する人の髪色が脱色しやすいのも、プールの水に塩素が含まれているからです。

プールほど濃度は高くありませんが、家庭の水道水にも塩素が含まれています。

つまり

髪を洗う水道水を脱塩素すれば、ヘアカラーが長持ちすることに繋がる

脱塩素と節水効果がある「シャワーヘッド ミラブルzero 」がおすすめです。

自宅のシャワーヘッドを交換するだけで脱塩素でき、肌にもやさしくなります。

\頭皮モードと洗顔モード搭載!/

【正規代理店】
シャワーヘッド ミラブルzero

【ビラクル美容家電レンタル】
ミラブルzero-30日レンタル

お風呂の過ごし方で色落ちを防ぐ

お風呂での過ごし方も、ヘアカラーを長持ちさせるうえで注意しなければいけないポイントがあります。

ポイント
  • 髪を洗うのは、お風呂の最後
  • シャワーの温度は36度

髪が濡れたり温度が高くなる程、キューティクルの隙間が開いて色落ちしやすくなります。

濡れている時間を短くするため、お風呂の最後に髪を洗うべきです。

また、シャワー温度が低いほど色落ちを防げますが、35度以下だと頭皮の皮脂汚れが残りやすいです。

>>正しい髪の洗い方とは?【下向き上向き問題】

上でも解説しましたが、ヘアカラーを長持ちさせるために頭皮を犠牲にしてはいけません。

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カラー長持ちする洗い流さないトリートメント

トリートメント成分でカラーダメージを補修し、外部をコーティングする事で色落ちを軽減する事ができます。

カラー後は流すタイプより、コーティング効果が高い「洗い流さないトリートメント」の方がおすすめです。

洗い流さないトリートメントの種類と、使用感は下記の通りです。

トリートメントの種類と使用感
ミストタイプ
サラサラ
クリームタイプ
サラサラとしっとりの中間
オイルタイプ、ミルクタイプ
しっとり

なかでも、オイルタイプやミルクタイプは髪を保護する力が強く、色落ちを防ぐうえで効果的となります。

また、洗い流さないトリートメントを使う場合、コンディショナーやリンスは必要ありません。

コンディショナーも髪をコーティングするため、トリートメントの浸透効率が悪くなる可能性があります。

つまり

カラーを長持ちさせたい時は、市販でオイルタイプかミルクタイプの洗い流さないトリートメントを選ぶ

紫外線対策をする

紫外線は髪の色素を分解したり、カラーの流出を防いでいるキューティクルにダメージを与えます。

ヘアカラーの染色と退色について調べた研究論文でも、紫外線による色落ちが確認されています。

長野県上田市の太陽光(5月の晴天の13時頃)に相当する条件で照射したところ,時間に比例した退色が観察された.

出典元:参加染毛剤によるヒト毛髪由来ケラチンフィルムの染色と退色(pdf)

そのため、ヘアカラーを長持ちさせたい場合、髪に日焼け止めをつけるのは必須です。

無香料で使いやすい「ナプラ UVスプレー クリア」をおすすめします。

髪と肌に使用できるため、日焼け止めはこれ1本で完結します。

髪に付けられる日焼け止めを持っていない人は、すぐに対策すべきです。

落ちにくい色で染めるのもコツ

色落ちが早すぎて頻繁に染め直すのが嫌な人は、落ちにくい色を選ぶのも1つのコツです。

ヘアカラーは染める色によって、色落ちのしやすさが変わります。

色落ちしにくい色と落ちやすい色の違い

落ちにくい色の特徴
暗い色
ヘアカラーで髪内部に入れる色素量が多いため
暖色(赤みのある色):ブラウン系、オレンジ系
色素分子が小さく、髪の中心部付近まで色が入るため

染める色によって、色持ち期間が大きく異なるという事です。

ただ、はっきりとした赤系のヘアカラーなどは、染めたてからの変化が分かりやすく色落ちを感じやすいです。

一週間後に合わせて暗めに染める

染めてから数日間は、タオルや枕に色移りする事があります。

これは、髪内部の表面付近にある色素が抜けやすいために起こる現象です。

表面付近に色をつけるカラーシャンプーやカラートリートメントが、約一週間ほどで色落ちする事を考えると分かりやすいと思います。

そのため、染めた後の一週間は、ある程度色が少し抜けて明るくなってしまいます。

これを見越して理想よりも少し濃い色(暗め)に染めるというのも対策として有効です。

染めた当日でもシャンプーして良い

ヘアカラーした当日は「シャンプーしない方が良い」が定説です。

しかし、違いがはっきり分かるほどの差は出ないため、洗いたければ我慢する必要はありません。

シャンプーしても良い理由については下記で詳しく解説しています。

>>カラーした次の日の朝にシャンプーして良い?【我慢不要】

まとめ

ブリーチを複数回していたり、アッシュなどの色落ちしやすい髪色にはカラーシャンプーがおすすめです。

カラーシャンプーでお風呂場や手がいちいち汚れるのが嫌な人は、カラーグロスシャンプーを試してみてください。

また、髪が濡れている時に色落ちしやすいため、お風呂で頭を洗うのは最後にすべきです。

他にも、ヘアカラー後1週間ほどで少し髪色が明るくなるため、それに合わせて暗く染めるのもコツになります。

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