髪は染めない方がいいのか
髪を染めようと決めた途端デメリットが気になり、ネットで情報を集めている人は多いと思います。
染めない方がいいのか後悔しないため、メリットとデメリットを比較したいはずです。
ヘアカラーについて様々な視点から解説していきます。
大学生で髪を染めない女性の比率
高校まではヘアカラーを校則で禁止されている事が多く、社会人になると職次第になっていきます。
そのため、多くの人が一番自由に髪色を変えられる時期は、大学生や専門学生と言っても過言ではありません。
大学生の髪を染めている比率は「染めてもいい環境下でヘアカラーする人数」に近いと言えます。
具体的にどのくらいの比率なのか2つの調査結果を参考にさせていただきます。
対象女子学生の、約35%の人が黒髪で約65%の人がヘアカラーをしていた。また、ヘアカラーをしている人の平均的な明るさは、およそレベル7であった
出典元:女子学生のヘアカラー選択の現状と意識構造 – J-Stage
髪色のレベル7とは、地毛に近い暗めの茶色です。
最も多かったのが暗い茶色で全体の45%を占めた。次いで多かったのが、明るい茶色の27.9%、3番目に多かったのが黒の24.8%であった。
出典元:実践『ペルソナ』通信(No.75)「女子大学生のヘアスタイル」に関する調査結果(pdf)
2つの調査結果を合わせて見てみると、大学生でも染めない女性は約3割のようです。
もちろん、大学によって割合が異なるとは思います。
また、暗い茶髪に染めている人が多いようです。
髪色を変えて似合うかが不安な場合
染めていない人の中には、そもそもヘアカラーが似合うか心配な人も多いと思います。
もし似合わなかった場合、地毛に戻すまで女性ショートでも1年以上かかってしまいます。
髪へのダメージはほとんどなく、シャンプーで洗い落とせば元の髪色に戻ります。
カラーバリエーションが豊富なため、ヘアカラーしようか迷っている色で試しに1日過ごす事ができます。
1個で数回使用できるため、何日間か髪色を変えることが可能です。
男性はあえて染めない黒髪美人を好む傾向
同性から見た場合と、異性からの印象は異なることが多いです。
大学生の女性は暗い茶髪にする人が多いようですが、男性は黒髪美人を好むという調査結果があります。
脇坂クリニック大阪とAACクリニック銀座が行った、「東京大阪の髪に関する意識調査(2017年)」です。
男女計1600人に「黒色」「暗い茶色」「明るい茶色」の女性の後ろ姿写真を比較させるという内容です。
なんと、約半数の男性が黒髪を支持している結果となりました。
出典元:男子ウケはどっちだ!黒髪vs茶髪、モテる髪色がとうとう判明!
逆に女性の半数以上は、暗い茶色を選んだようです。
上で解説した「大学生の女性は暗い茶髪に染めている人が多い」という結果と一致します。
女性も男性に染めない方がいいと思う傾向
女性から見た男性の場合、圧倒的に黒髪が人気のようです。
マイナビウーマンが行った、WEBアンケート結果を参考にさせていただきます。
・黒髪…..94.1%
出典元:やっぱ定番がいいんだね。 女子ウケのいい男子の髪色1位は?|「マイナビウーマン」
・茶髪…..4.4%
・金髪…..0%
・そのほか…..1.5%
有効回答数203件(22歳~34歳の働く女性)のアンケート結果になります。
調べてみるとこういったアンケート調査は複数あり、他の会社が行ったものも同じような割合でした。
黒髪がダサいと思っているのは少数派
- 男性が好む女性の髪色
- 約50%が黒髪
- 女性が好む男性の髪色
- 約90%が黒髪
これらの結果から「髪染めないのはダサい」と思っているのは少数派と言えます。
染めたいのに校則で禁止されている学生は、黒髪に嫌悪感を抱いてしまう人もいるかと思います。
しかし、異性からモテるのは黒髪というアンケート結果がある事を、忘れてはいけません。
染めない人の心理やメリット
髪を染めない人の心理を一言で言えば「ヘアカラーしないメリットの方が大きい」という考えです。
染めないメリットをまとめると下記になります。
メリットは多く、染めない人の心理は理解しやすいかと思います。
逆に染めないデメリットは、髪色を変えたいという願望がなければありません。
学校や職場のせいで染められない人は、休日だけ髪色を変えられる「EMAJINYカラーワックス」がおすすめです。
髪へのダメージはほとんどなく、シャンプーで洗い落とせば元の髪色に戻ります。
ヘアカラーの白髪が増えやすくなるデメリットなど
ヘアカラーで染める事のデメリットやリスクは、考えてみると多いです。
髪が傷むのは言うまでもなく、頭皮に悪影響を与える薬剤成分として下記などがあげられます。
上2つは、ヘアカラー剤による皮膚炎や脱毛の、主な原因成分であることを示す研究論文があります。
とくに過酸化水素は頭皮を酸化させるリスクがあり、白髪が増えやすくなる可能性があります。
30代後半あたりから白髪が増えるのも、酸化を抑える抗酸化酵素の生成量が減るからです。
また、ジアミンによるアレルギーは、突然現れる事があります。
今までヘアカラーして問題がなかったとしても、いつかアレルギーになる可能性があるという事です。
また、セルフカラー限定ですが、薬剤が乳がんの発生に関与している可能性を示唆する論文もあります。
染めないで垢抜けるコツ
おしゃれな雰囲気に変わる事を「垢抜ける」と言います。
髪を染めると垢抜ける事が多いですが、方法はそれだけではありません。
パーソナルカラーとは肌や目の色などを総合的に参照し、その人に似合う色を診断するものです。
これを基準に化粧したり身に着けるものを選ぶことで、垢抜けた印象を与えることが可能になります。
パーソナルカラー診断できるサイトは多く存在し、下記などが有名です。
もちろん好みは人それぞれ違うため、パーソナルカラーが絶対正しいとは言い切れません。
しかし、参考にする価値はあると思います。
まとめ
大学生でも染めない女性は、約3割です。
男女問わず、好きな異性の髪色は「黒髪」というアンケート結果が多く存在します。
そのため、髪を染めないのはダサいと思っている人は、少数派と言えます。
髪を染めないメリットは多く、逆にヘアカラーすると白髪が増えやすくなるなどデメリットだらけです。
「異性にモテる」「頭皮や髪へのダメージ」これらを考えると、染めない方がいいという事になります。