白髪を黒髪に戻すことは可能?【シャンプーの真実】ブラックリバース処方などが効果的

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  • 白髪を黒髪に戻すことができるのか知りたい人
  • 白髪が黒髪に戻ったという人を疑っている人
  • 白髪が黒髪に戻ったとされる研究や論文に興味がある人
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白髪を黒髪に戻すことは可能なのか

白髪関連の商品は多いですが、そもそも白髪が黒髪に戻る事があるのか疑問に思っている人は多いと思います。

結論

白髪から黒髪に戻る事は証明されています。

白髪とは髪色のメラニンを作る細胞に不具合がおき、色が作られないまま生えた髪の毛のことです。

>>白髪が生える仕組みとは?【あ、急に増えた】

黒髪に戻せるかは、この不具合を治して再びメラニンが作られるようになるのかがポイントとなります。

治らない白髪もある

不具合の種類は複数考えられ、治せるものとそうでないものがあります。

髪色のメラニンは、細胞が分裂して変化していくことで作られています。

下記がメラニンが作られるまでの、細胞分裂による変化の過程です。

髪色のメラニン生成
  1. 色素幹細胞
  2. メラノブラスト
  3. 色素細胞(メラノサイト)
  4. メラニン完成

これらが1本1本の髪を作る毛包で行われています。

毛根の構造や細胞の動きがわかる断面図

メラニン生成の始まりである色素幹細胞は、メラノブラストに分裂すると同時に自らのクローンを作り出す働きによって数が維持されています。

この働きは自己複製能と呼ばれ、色素幹細胞が自分自身を生成しているという事です。

他に数を増やす方法はなく、幹細胞の寿命は1~2週間ほどと言われています。

そのため、色素幹細胞が何らかの原因で働かなくなると、クローンを作らないまま寿命をむかえて数が減っていきます。

そのまま数が減っていき、一度でも0になってしまった毛包では復活する事はないため今後メラニンが作られる事はありません。

つまり

色素幹細胞が消滅してしまった毛包の白髪の場合は、治すことはできないため黒髪には戻りません。

逆に、色素幹細胞さえ残っていれば、不具合を起こしている原因を改善することで黒髪に戻る可能性があります。

色素幹細胞が残っていれば、新しくメラニンを作る細胞を生み出す事ができるからです。

白髪回復の根拠となる研究データ

実際に白髪の原因となる不具合が、回復する事ができた研究データを紹介します。

2011年2月に「東京医科歯科大学・難治疾患研究所・幹細胞医学分野の西村栄美教授らの研究グループ」のマウスで行った研究です。

この研究で分かった事
  • 17型コラーゲンが毛包幹細胞を、毛包にあるバルジ領域に繋ぎとめている
  • 毛包幹細胞から出されるTGF−βシグナルによって、色素幹細胞が機能している
  • 17型コラーゲンがないと、毛包幹細胞からTGF−βシグナルが出されない

※TGF−βシグナルは、細胞の働きをコントロールするために分泌されるものです。

17型コラーゲンが不足していると、色素幹細胞が機能しなくなることで白髪になるという事です。

そして、この不具合は17型コラーゲンを増やすことで、回復することも分かりました。

毛包幹細胞を含む基底細胞でのみ17型コラーゲンを発現させると一連の異常がすべて回復することが判明しました。

出典元:国立大学法人東京医科歯科大学 難治疾患研究所 毛包幹細胞が色素幹細胞を維持する仕組みを解明
つまり

この研究データは、メラニンを作る細胞の不具合を治す事ができる根拠となります。

白髪を黒髪に戻せる根拠となる論文

白髪の原因となる細胞の不具合が治っても、現在生えている白髪の部分が黒くなる訳ではありません。

髪の毛は死滅細胞のため、植物のように生えている部分と根っこの部分が干渉することはないからです。

そのため、再び髪色のメラニンが作られるようになった場合、根元から黒い髪の毛が生えてくるという事になります。

つまり

染めていないのに「白髪の根元が黒い髪」の存在は、白髪を黒髪に戻す事ができる証明となります。

そして、「白髪の根元が黒い髪」を調べた論文が、bioRxivに投稿されました。

アメリカにあるコロンビア大学のアイレット・ローゼンバーグ氏らによってまとめられ論文です。

参考:bioRxiv-Human Hair Graying is Naturally Reversible and Linked to Stress

白髪の部分と色のついている部分がある髪をボランティアから募集し、その中には中間部分だけが白くなっている物もあったそうです。

つまり

この論文は「白髪の根元が黒い髪」が実在する事を証明し、白髪を黒髪に戻すことができる根拠となります。

また、下でも解説しますが、成分の効果を調べる臨床試験でも「白髪が減った」という結果データもあります。

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白髪を黒髪に戻すシャンプーや成分

最近では白髪を黒く染めるのではなく、根本の原因にアプローチできる成分が研究開発されています。

上でも解説しましたが、色素幹細胞が残っている状態で原因を改善できれば白髪を黒髪に戻すことは可能です。

そして、効果が期待できる成分を配合したシャンプー剤が、続々発売されています。

白髪の改善効果が期待できる成分
  • ブラックリバース処方
  • DARKENYL™️(ダークニル、ダーケニル)
  • ヘマチン
  • メリタン

それぞれの効果や、特徴を解説します。

ブラックリバース処方(TM)

ブラックリバースとは、株式会社ネイチャーラボの研究開発部門「セルラボ」(東京都渋谷区)が7年かけて研究開発したものです。

PTP20(パルミトイルテトラペプチド-20)を主成分として、これに相乗効果のある成分を配合しています。

白髪に対しての効果
  • 色素細胞(メラノサイト)の活性化
  • 細胞に悪影響を与える酸化ダメージを軽減(抗酸化)
  • 抗炎症効果

抗酸化とは、体内で増加してしまう活性酸素を減らす働きの事です。

>>30代から白髪だらけになる原因とは?【ショック】

呼吸などで作られる活性酸素が増加すると細胞が酸化ダメージを受け、正常に働かなくなったり劣化していくといった悪影響を受けます。

こういった悪影響を抑え、メラニンを作る細胞を守る働きがあります。

「メラニンの減少」、「酸化ストレスの増加」に働きかけ、細胞の機能を活性させることで、自身の持つ本来の髪色に戻す根本ケアです。

出典元:アットプレス-新発想!白髪ケアは「染める」から「戻す」へ  「ブラックリバース処方(TM)」誕生 ~白髪の原因を追究し、白髪に新たなアプローチ

酸化ダメージを与える成分として、ヘアカラー剤に含まれている過酸化水素も有名です。

過酸化水素は活性酸素の1つでもあり、ヘアカラーをしたあとは少し残留します。

抗酸化成分は過酸化水素を除去する働きがあるため、ヘアカラー後に使用するのも効果的です。

含まれるシャンプー剤

商品名に「ブラックプラス」と書かれたシャンプーなどが、ブラックリバース処方のものです。

DARKENYL™️(ダークニル、ダーケニル)

ジボダン社のジボダンアクティブビューティー(Givaudan Active Beauty)が研究開発した成分で、DARKENYL™️が正式名称です。

日本では、ダークニルやダーケニルと呼ばれています。

白髪に対しての効果
  • 幹細胞の活性化
  • 色素細胞(メラノサイト)の活性化
  • 抗酸化

ダークニルの開発はパリなどで複数の賞を受賞しており、美容業界から注目を集めています。

ボランティアを集って臨床試験も行っており、実際に白髪が減少したというデータが報告されています。

in four months, volunteers had more than three times less white hair/cm², with up to -56% reduction of white hair.

【Google翻訳】4か月で、ボランティアの白髪は3分の1 /cm²以上減少し、白髪は最大-56%減少しました。

出典元:Givaudan Active Beauty reverses hair ageing with Darkenyl™, an advanced hair pigmentation recovery at in-cosmetics Asia in Bangkok

日本の商品だと下記などがあります。

含まれるシャンプー剤
  • クレムドアンブラッククリームシャンプー
  • HUE CARE No3

ヘマチン

ヘマチンは血液の中にもあり、グロビンというタンパク質と合成してヘモグロビンを形成しています。

白髪に対する効果
  • チロシナーゼ(メラニン生成酵素)を活性化
  • 抗酸化

チロシナーゼはメラニン生成酵素とも呼ばれ、チロシン(アミノ酸)をメラニンに変化させるために必要です。

メラニンは色素細胞によって作られているため、色素細胞の働きを活性化させているとも言えます。

含まれるシャンプー剤

日本ではHULUシャンプーが、ヘマチンが配合されている物として有名です。

メリタン

メリタンは肌にも存在していて、体内では下記の6種類のアミノ酸から出来ています。

  • アラニン
  • ロイシン
  • アルギニン
  • フェニルアラニン
  • ヒスチジン
  • トリプトファン
白髪に対する効果

色素細胞(メラノサイト)の活性化

頭皮に塗布する事でメラニンが作られる量が増加したとして、特許も取得されています。

参考:毛髪用外用剤-メリタンGL200

含まれるシャンプー剤

日本では、メリタンとヘマチンが配合されている「KAMIKAシャンプー」が有名です。

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白髪改善でシャンプーは非効率な理由

髪色のメラニンを作る細胞を活性化するなど、白髪に対して効果てきな成分が研究開発されていることは分かります。

しかし、それをシャンプー剤に配合するのは非効率です。

理由

シャンプー剤は、皮脂や汚れを落とすための物だから

汚れを落とすための物に、頭皮に付着させたい成分を配合しても浸透効率が悪いのは想像がつくと思います。

それが効果的にできるならシャンプー剤だけで完結し、トリートメントや育毛剤などが発売される事はありません。

シャンプー以外の白髪対策は、下記でまとめて紹介しています。

>>白髪対策とは?【頑張らなくてイイ】

育毛剤や頭皮エッセンスを選ぶ

白髪に効果がある成分が配合されているシャンプーは、一緒に育毛剤や頭皮エッセンス(ローション)も出している会社が多いです。

そのため、まずはシャンプーではなく、頭皮に付ける事を目的とした物を選ぶべきです。

理由

成分の浸透効率が、シャンプーよりも格段に高いから

余裕があればセットでシャンプー剤を買ってもいいと思いますが、「シャンプー剤だけを買う」というのは止めた方が良いです。

また、セットでトリートメントやコンディショナーも出ていますが、白髪には効果がありません。

頭皮ではなく、髪に対してのみ効果を発揮する物だからです。

シャンプー剤が宣伝されている理由

成分を配合しても効率が悪いのに、シャンプー剤が大々的に宣伝されています。

理由

恐らく「シャンプーだけをしない人」がいないから

シャンプーだけをする人は居ても、トリートメントやコンディショナーだけという人は少ないと思います。

そのため、買う人の多い「シャンプー剤」に成分を配合して宣伝しているのではないかと推測しています。

シャンプー剤が売れれば、セットでトリートメントやエッセンスも売れる可能性が高いです。

まとめ

白髪が黒髪に戻る事は、研究データや論文などで証明されています。

そして、髪色のメラニンを作る細胞に効果のある成分が、次々に研究開発されています。

しかし、白髪改善することが目的であれば、シャンプー剤は効率的とは言えません。

洗い流すための物に、付着させたい成分を入れるのは矛盾しているからです。

そのため、白髪に効果のある成分を含む、育毛剤や頭皮ローション(エッセンス)を優先して買うべきです。

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