白髪を抜くと増える?【はげる未来】楽しいは危険!メリットや抜くとどうなるかを解説

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こんな人におすすめのページ!!
  • 白髪を抜くのはダメと思いつつ、抜きたい気持ちが勝ちそうな人
  • 白髪を抜いて【増える】【はげる】と言われる理由を、詳しく知りたい人
  • 20代以下でポツリと生えた1本を、抜いてしまおうか迷い疲れている人
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白髪を抜くと増えるのか

白髪を抜こうとした時「増える」「はげる」と聞いたことがあるため、本当はどうなのかネットで調べている人は多いと思います。

調べてみても理由について触れられていない事が多く、モヤモヤした状態で複数のサイトを行き来しているのではないでしょうか。

結論

増えません

白髪とはメラニンを作る細胞に不具合がおき、髪色が作られないまま生えた髪の毛のことです。

>>若白髪の原因とは?【メカニズムが分かる】

抜いても細胞が正常に戻ることはないため、また生えてくるのは白髪です。

白髪を抜いて増えるかは、抜いたことにより他の髪の細胞に悪影響がでるのかがポイントとなります。

白髪を抜くとどうなるのか

毛包と毛根鞘が分かる断面図

髪の毛は毛包の中で作られ、毛根鞘(もうこんしょう)が接着剤の役割をすることで抜けないように繋ぎとめています。

白髪を抜くということは無理やり剥がすということなので、接着剤の強度分のダメージが毛包に入ります。

抜いた時に痛みを感じるのは、このダメージのせいです。

毛根鞘はヘアサイクルの成長期の時ほど大きく、接着強度が強くなります。

現在生えている髪の9割が成長期と言われているため、抜くと高確率で毛包に入るダメージが強いです。

つまり

髪の毛を抜くと高確率で毛包が傷つくため、そこに存在する細胞に悪影響を与えてしまいます。

同じ毛穴から生えている毛群への影響

毛包は髪の毛1本1本で違うため、メラニンを作る細胞も髪によって異なります。

抜いた時にダメージが入るのは、その髪の毛を作っている毛包だけです。

これは、同じ毛穴から生えている髪にも同じことが言えます。

毛群の毛包が分かる断面図

髪の毛は通常1つの毛穴から2~3本生えており、これを毛群と呼びます。

毛群の髪同士は、毛穴は同じでも毛包は別々です。

毛包が別々だからこそ、白髪が1本だけポツリと生えているのがよく見つかります。

つまり

白髪を1本抜いても、周辺にある髪の細胞に直接ダメージは入りません。

バルジ領域が共有している説は嘘

「バルジ領域は他の髪と共有しているため、抜いたダメージにより他の髪を白髪にしてしまう」という説があります。

バルジ領域とは毛包の中でも浅めの位置にあり、下記の2つの幹細胞が存在します。

バルジ領域に存在する細胞
色素幹細胞
メラニンを作る根源となる細胞
毛包幹細胞
髪を作る根源となる細胞

白髪を抜いた時に2つの幹細胞にダメージを与え、周囲の髪を白髪にしてしまう可能性があると言う事らしいです。

しかし、バルジ領域が他の髪と共有しているというのは、どこから出た情報なのか分かりません。

複数の髪の毛包にあるバルジ領域の写真

出典元:Bloom!医科歯科No.12(2011年7月)-医療研究★最前線「未来医療を拓く」幹細胞医学分野-西村栄美教授-白髪や脱毛の要因となる幹細胞を探る

色素幹細胞が髪毎に存在し、バルジ領域を共有していない根拠となる写真です。

もしバルジ領域を複数の髪が共有している場合、色素幹細胞は髪毎ではなく髪同士の中間にまとまって存在しているはずだからです。

写真を見ると髪1本1本の毛包が別々で、バルジ領域も個々に存在していることが分かります。

つまり

バルジ領域は共有していないので、白髪が増える原因にはなりません。

毛包炎が悪化すると周囲の髪に悪影響

白髪を抜いた時、毛包を傷つけると細菌が入り込んでしまい炎症を起こす事があります。

これを毛包炎と呼びます。

毛包が炎症を起こしているため、そこに存在している細胞が悪影響を受けてしまうのは必然です。

毛包炎と白髪を結びつける論文や研究データがある訳ではありませんが、炎症でメラニンを作る細胞が正常に働かなくなる可能性は否定できません。

そして、毛包炎は悪化すると炎症箇所が広がり、他の髪の毛包まで巻き込んでしまいます。

隣り合う複数の毛包に炎症が広がったものは「よう」と呼ばれ、より強い痛みや発熱、体調不良などを伴います。

出典元:第一三共ヘルスケア-ひふ研-毛包炎(毛嚢炎)

毛包炎がひどくなると名前が変わり、ようまで悪化すると他の髪のメラニンを作る細胞に悪影響を与えてしまいます。

しかし、これは白髪を抜くという行動よりも、毛包炎を放置して悪化させてしまった事が原因だと思います。

つまり

ように悪化して他の髪に悪影響を与えても、白髪を抜いた事が原因とは言えません。

これらの事から、白髪を抜いても増える事はないと言えます。

白髪は徐々に増えていくため、生え始めの少ない時に抜くと増えたと感じやすいです。

白髪を抜くとハゲるのか

白髪を抜くと毛包にダメージが入る事が分かりましたが、それがハゲる原因に繋がるのかがポイントです。

結論

白髪を抜くほどハゲやすくなる

上記で解説したので省きますが、毛包炎もハゲやすくなる原因の1つです。

他の理由も解説していきます。

1回抜いてもハゲる事はない理由

毛を減らすために行う脱毛レーザーは、黒色のメラニンに反応する事を利用して毛包にダメージを与えています。

そのため、毛包へのダメージは脱毛へ繋がる事がわかります。

しかし、問題は白髪を抜くことで、レーザー並みのダメージを与えられるのかという事です。

1回抜いた程度では無理な事は想像がつきます。

また、抜いてから白髪が目立ち始めるまで期間があくため、抜くのを繰り返してもレーザーに匹敵するほどのダメージにはなりません。

脱毛レーザーですら効果を出すために複数回やらないといけないため、白髪を抜いたダメージでハゲるというのは無理があります。

つまり

抜いたことによる毛包へのダメージで、髪が生えなくなるとは考えづらいです。

ヘアサイクルが乱れる

ヘアサイクルは、髪にとって人生のような物です。

ヘアサイクル

白髪を抜くと成長期に伸びていた髪を強制終了させ、同時に髪を作る毛包を傷つけます。

毛包に居る細胞に悪影響を与えることは、ヘアサイクルが乱れる原因です。

乱れることで、成長期から休止期までの期間が短くなる可能性があります。

細胞が分裂して髪を作れる回数には上限があり、ヘアサイクルは一生のうちに約15周ほどと言われています。

個人差はありますが、ヘアサイクルの回数には上限があるという事です。

つまり

白髪を抜くほどヘアサイクルを乱す可能性が上がり、ハゲるまでの期間を早めることになります。

間違えやすいポイント

白髪を抜いても、ヘアサイクルの1周が終わる訳ではありません。

そのため、ヘアサイクルの上限回数分を抜いたら、生えなくなるという訳ではないので注意してください。

20代後半は抜きやすい数の白髪

白髪は30代後半あたりから、気にし始める人が多いです。

>>男性と女性の白髪を気にする年齢差

その手前である20代後半あたりから、徐々に抜こうか迷う数の白髪が生えやすいです。

抜くほどハゲる可能性が上がるため、抜こうか迷ったら将来の髪を想像するべきです。

一時の行動が、頭の未来を奪います。

白髪を抜くメリットとデメリット

上記の解説を含め、白髪を抜くメリットとデメリットは下記になります。

メリット
  • 手軽にいつでもできる
  • 目立つようになるまでの時間が長い
デメリット
  • 抜くほどハゲる可能性があがる
  • 痛い

ハゲる可能性が上がると言う強力なデメリットがあるため、抜かない方が良いことがわかります。

白髪を抜くのが楽しい人は注意

最初は白髪が嫌で抜いていたのに、その痛みが快感となりクセになってしまう人もいるようです。

白髪を抜いて楽しいと感じている場合は、軽度の抜毛症(抜毛癖)の可能性があります。

抜毛症の人は、毛を抜く直前に緊張感や不安を抱いていて、毛を抜くことで、そうした感情が和らぐことがあります。

出典元:MSDマニュアル家庭版-抜毛症(抜毛癖)

精神的ストレスが原因となる事が多いため、白髪を抜いて楽しいと感じる人は心が悲鳴を上げているのかもしれません。

楽しいと感じることを軽く受け止めず、抜くのがやめられない場合には心療内科への受診も検討してみてください。

白髪は【少なければ切る】【多ければ染める】

白髪の処理方法は、下記の種類があります。

白髪の処理方法
  • 抜く
  • 切る
  • 染める

抜く意外の2つであれば、リスクなく白髪を目立たなくする事ができます。

白髪の量に合わせて、行いやすい方法を選ぶのが良いと思います。

注意点としては、染める場合に使う薬剤です。

一般的な白髪染め(ヘアカラー)の場合には、細胞に酸化ダメージを与える過酸化水素が含まれています。

ヘアマニキュアやトリートメントであれば、そういった事を気にする必要はありません。

ヘアカラーよりも色持ちが悪いため、手間が掛かるのが難点です。

まとめ

白髪を抜いても増える事はありませんが、抜くほどハゲる可能性が高くなります。

そのリスクを負ってまで、抜く必要があるのか考えてください。

少なければ切る、多ければ染めるがベストな処理方法です。

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