髪のプリンはどこまで許されるのか
ヘアカラー後、どこまで地毛部分が伸びたら「プリン」と言うのか気になっている人は多いと思います。
デザインや色でも異なるため、一概に答えを出すのは難しいです。
そこで、美容院に行く一般的な平均頻度から、どこまでならプリンが許されるのかを計算してみました。
プリン髪の基準について解説します。
みっともないプリン髪になるまでは何か月か
ヘアカラーしてからプリンと感じるまでの期間は、美容院に行く一般的な平均頻度が参考になります。
美容院に行く間隔は、言い変えればカットやヘアカラーしてから耐えられなくなるまでの期間だからです。
リタッチ目的とは限りませんが、みっともないと感じるプリンになるまでの1つの目安にはなるかと思います。
株式会社リクルートが行った「白髪・グレイヘアに関する意識調査2020」を参考にさせていただきます。
これは性別と年代ごとの理美容室利用頻度が分かる、アンケート結果です。
男性と女性問わず、美容院に行く頻度は2~3か月に1回という人が多いようです。
また、20代30代の女性は3か月に1回がとくに多く、年齢が上がるにつれ利用頻度の増加が見られます。
白髪が気になりだす平均年齢が40代前後のため、この影響で美容院に行く間隔が短くなったと推測できます。
許される地毛部分の長さと測定方法
日本皮膚科学会とアメリカ皮膚科学会を参考にすると、髪の伸びる速さは1か月で約1.2cmです。
これを上で解説した「みっともないプリンになるまでの平均期間」に当てはめます。
根元と毛先をわざと別の色で染めるデザインカラーなど、上記の長さ以上でもプリンにならない場合もあります。
自分の地毛部分の長さを知りたい場合、指を測っておくと便利です。
そうすると、根元から髪をつまむだけで、いつでも簡単に長さを測定する事ができます。
芸能人のプリンは汚いと感じづらい理由
プリン髪に対して「汚い」「みっともない」「不潔」と感じるかは、他の要因も大きく影響します。
同じプリン髪でも、パサついているかツヤがあるかだけで全く印象が異なるからです。
芸能人がいい例で、プリン頭でも他の部分がしっかりしていると汚い印象を受けないかと思います。
髪を染めている芸能人を画像検索すれば、プリン状態の写真が何枚かは見つかるはずです。
全体染めより不均一なカラーは目立たない
全体染めをしていると、伸びたときに地毛とカラー部分の境目が一直線になります。
境目が揃っているのは、プリンが目立つ原因です。
そのため、頻繁に染めたくない人は、地毛とカラー部分の境目が不均一になるデザインカラーがおすすめです。
全体染めするより、みっともないプリンになるまでの期間を伸ばすことができます。
まとめ
みっともないと感じるプリンになるまでの期間は、カラー後約2~3か月です。
地毛部分の長さの目安は、2.4cm~3.6cmになります。
自分の指を計っていくと、根元の髪をつまむだけで地毛部分の長さが測れます。
また、汚いと感じるかはプリン以外の要素も大きいです。
プリン髪でも他の部分がしっかりしていれば、悪印象を与えづらいと言えます。